2016年08月15日

あけましておめでとうございます

日本テレビ開局55周年記念で製作されたこの映画. 『海猿』を作ったフジテレビをも壊滅させる映像やパニックとなる東京を描いているシーンは凄く見応えがあったものの、日本地図を無視した設定と緊張感の欠片もないラストには幻滅させられました. 台風や地震などの自然災害に対するリサーチが少ないからでしょうか、それとも自然災害を体験したことのない方ばかりが製作陣におられるからなんでしょうか、災害について何も知らない素人さんが撮った映画にしか思えませんでした. 予告編の段階から気になっていたのが東京23区が高潮被害に見舞われるという設定. 地理に詳しくない方は日本地図を広げていただければ分かると思うのですが、東京って東京湾という内海に面している都市. なのに東京湾でまずあんな凄い高潮など起こるのでしょうか? 仮に太平洋からの高潮ならば東京が壊滅する前に房総半島や三浦半島、そして小笠原諸島が水没してますよ. とにかくこの映画には巨大台風なら何でもあり! というあまりにも子供染みた設定に加え、災害発生に関する説明が一切ないんです. シュミレーションとして考えるにはあまりにもムチャクチャです. またルー大柴顧問もあれだけで終わりというのも淋しいもの. 『ホームレス中学生』 のキダ・タロー最高顧問といい、「探偵! ナイトスクープ」の顧問たちが映画界ではぞんざいに扱われているのは悲しいです. そしてこの映画で一番酷いのはラストに待っているはずだった「緊迫の18分」ですよ. 閉じ込められた5人を救えるのは台風の目に入った18分間のみということで、いよいよクライマックスと思えば長々と救出された娘と母の再会シーン. そういうのは全員救出されてから描けよ! というツッコミもさることながら、地下では久しぶりに会った兄弟の会話もちんたら. 緊張感が全くないんですよね. さらに吹き返しが来た、これからまた暴風雨が来るというのに次のシーンではいつの間にか快晴. 空から見た東京もいつも通りきれいなまま. 被害なんて全く見当たりません. 役者の服装を見ても別に台風が過ぎて数日経った訳でもなく、むしろ台風自体がいつの間にか完全に無視されるという驚くべきバカ映画になっているんですよね. で最後は足を怪我していたはずの伊藤英明さんが・・・. もうため息をつく以外どうしようもない駄作、いやバカ映画でした. でもこの映画は登場する男たちが男気に溢れ、実にかっこいいのでレスキュー映画としてはそこそこ見れます. 特に子供たちのためにも借金生活から抜け出すために生きて返ろうとする木村祐一さん、一人の隊員の殉職を機に別々の道を歩んだ内野・伊藤兄弟を慕う山本太郎さん、『踊る大捜査線』の室井さんのごとく「責任は俺が取る! 」と叫ぶ杉本哲太さんの3人は主役の内野聖陽さんや伊藤英明さんよりも輝いているように思えました. そしてこの映画で一番輝いていたのは何と言っても篠原しおり役を演じた大森絢音ちゃんですよ. 笑顔はかわいいし、崩落という絶望の中で「252」の奇跡を呼び起こしたあのけなげさ. いつの時代も純真な子供が奇跡を呼び起こすものなんでしょうね. 深夜らじお@の映画館 は台風が来るといつもワクワクします. あけましておめでとうございます. 今年もマイペースに更新していく予定ですので、 よろしくお願いします. 昨年購入した「DEMENTO(デメント)」は まだ手をつけていないので、 プレイしてレビューを書く予定です. 2006年度プラチナ会員特典 「Mii刻印」か「チンクルのバルーンファイトDS」の どちらにするか、1月21日(日)までに決めないと.
posted by EzawaMami at 10:22| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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